（日東精工㈱製）
次のような問題点を解消するため開発されました。
- 高強度の樹脂材での割れの発生。
- アロイ材でのボス割れや弾性限界を超えた変形で生ずる白化現象。
- 樹脂材特有の温度変化によるゆるみ。
- ねじ込みトルクの軽減とねじ締付け時にねじ軸に対して直角方向の力を分散し、ボス割れを発生させません。
- 大きなピッチと高いねじ山により破壊トルクを増大し、多様な樹脂に対応できます。
- めねじとおねじの嵌合面を大きく取ることが可能で、ねじ締結保持力を増大できます。
- 温度変化や振動に対する戻り止め効果が高い。
特に樹脂材締結の中で振動体、たとえば、電動工具・自動車関係等、高締付力必要とするところに効果を示します。
- ねじ山高さに対してねじピッチを2倍以上としています。
- ねじ山角度は、頂上側約50%が20°山で、谷底までを40°の複合山で構成されています。
- 谷部形状は、ねじの頭側が太く、先端側が細くなっています。
- ねじ胴部は、トライロビュラー形状をしています。
